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2008年3月20日 (木)

鹿男あをによし 最終回で全ての謎はとけたのか

鹿男あをによし、最終回は何の謎も解決せず、謎を持った私がバカだったと思わせるような結末だった。



俺が持った期待はこうだ。



日本列島を周期的に襲う大地震を鎮めるための「鎮めの儀式」に重要な役割をはたす狐と鹿と鼠。

ご存知の通り、狐は京都の大神社・伏見稲荷のご眷属(神獣)で、鹿は奈良の春日大社の眷属(神獣)だ。そして鼠は、一般的には大黒様(大国主)の使いとの俗信がある。と言うことは、さらに出雲大社に絡んでくるのか。ワクワク...



また、先生(玉木宏)が東国からくるときに持ってきた鹿島神宮の勾玉、鎮めの儀式に使われて鏡(三角縁神獣鏡)、そう来れば、後は刀はどこでどう絡んでくるのか?

言うまでも無く、勾玉、鏡、刀は天皇が即位する際に前天皇から譲られる三種の神器だからね。



剣道の話もあったし、そのあたりから刀の秘密が解明されていくのか?三種の神器の秘密が明かされることによって、天皇制の正当性の話まで膨らんでいくのか...俺は期待して最終回を迎えた。



しかし、結局は登場人物達の恋の話で終わってしまった。

あの期待は何だったんだろうか。



ドラマの冒頭のナレで、で八百万(ヤオヨロズ)の神っていうのを、ハッピャクマンの神って言っていたので若干に不安を感じていた俺。悪い予感的中というところか。



まさむね

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