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2008年7月25日 (金)

ドラマに見る階層とテレビ

テレビ各局で地デジキャンペーンが激しい。



僕個人的には、デジタルになって画像の質がよくなることによって、葬式時に紋付を着た芸能人の家紋が確認しやするくなる(だろう)という楽しみがあるが、一般の人にとってはどうなんだろう。面倒くさいというデメリットの方が大きいような気もする。まぁ、あと3年後だから、その時の混乱は別の意味で楽しみだ。



さて、その地デジと連動して、一方で徐々に普及しつつあるのが、薄型テレビだ。

総務省の統計によると2008年に入って、約3分の1の世帯に普及しているという。(本当か?)



最近のドラマで気になるのが、所有するテレビによって登場人物の所属階層を表現しているという巧妙な嫌らしさだ。

無意識的に薄型=上流、ブラウン管=下流というメッセージ(すなわち、早く買い換えろメッセージ)が送られているような気がする。



典型的なのは、テレビ朝日の「四つの嘘」だ。



高級官僚の家=巨大な薄型テレビ(※しかも背面はガラス張りの庭)

独身の女医の高級マンション=巨大な薄型テレビ

仏壇屋のリビング=普通の薄型テレビ

ボクサーのアパート=普通のブラウン管テレビ

古本屋の奥の居間=テレビ確認できず



今後、他のドラマでもチェックしていきたいと思う。



まさむね

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