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2008年7月28日 (月)

ROOKIES の思想の起源

遂に、入院が明日に迫った。

本ブログも最低、2週間程度、休止させていただきます。



さて「ROOKIES」の最終回で川藤先生はナインに向かって檄を飛ばした。



臆病でためらいがちな人間にとっては一切が不可能だ。

なぜなら、一切が不可能のように見えてしまうからだ。

あきらめて振ったバットには絶対、ボールはあたってくれない。

だが、自信を持って振れば目をつぶってだってあたることがある。

お前たちが努力して、手にした最大の宝、可能性だ。



確かに素晴らしい言葉だ。



でも、これは自分の悪い癖なのだが、素晴らしい言葉は、そのまま受け取ればいいものの、この思想の起源は何か?などと余計な事を考えてしまう。

恐らく、この発想は、アメリカ発祥のニューソート思想(気持ちを前向きに持つ事によって運命が開けるという考え方)が、生長の家等の新宗教や、自己啓発セミナー等に乗って入ってきたもので、日本の伝統社会の中から自然に出てきたものではないだろう。



僕も大好きな「ROOKIES」であるが、上記の川藤先生の言葉に対して、「じゃあ、その可能性を保証するのは何?」という疑問をぶつけてみれば、容易に「神」という発想に行き当たるような気がする。そして、この発想は「大事なのは、信じる事だ」という信仰にも近いように思える。



心の中にすんなりと入り込んで来る考え方でも、ちょっと距離を置いて見てみると、微妙な問題が透けて見える事がある。



まさむね

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