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2008年7月26日 (土)

ROOKIES に心奪われた俺って何?

ROOKIES最終回は感動的だった。



一人の主人公の人気で引っ張るのではなく、各メンバーがそれぞれの見せ場を作った脚本と演出の力量は素晴らしかった。



個人的には、安仁屋(市原隼人)がベンチ裏で泣くシーンが一番。

野球帽のひさしが、男の涙を隠すためにあるという事を改めて思い出させてくれた。

また、御子柴(小出恵介)が奇跡の満塁ホームランを打って、感動のあまり歩きながらダイヤモンドを一周するシーンが二番。

実際に虫垂炎で入院したという小出君。本当に痛くて走れなかったのかも。

そして、球場に入れず、携帯ラジオを聴く川藤先生(佐藤隆太)が、不良達に絡まれた場面で、彼を救った上坂(遠藤要)の男気もGJ。

こういったサイドストーリーがこの物語を豊かにしてくれている。



恐らく視聴率では、「ごくせん」や「CHANGE」のほうが上であろうが、視聴率では計れないインパクトこそ、今の時代、重要だ。

例えば、そのインパクトは、2chのテレビドラマ板のスレ数に現れる。

「ROOKIES」は91にまで伸びた。通常のヒットドラマのスレ数の3倍以上だ。ちなみに、「CHANGE」は30、「ごくせん」は25だった。



しかし、一方で、今回の「ROOKIES」にかけるTBSの番宣攻勢は辟易の感がある。

ドラマの全放送時間が13時間位なのに、なにせ番宣に40時間以上かけたそうだ。

去年、今年とスポット広告料の激減という現実的な背景はあるにしても、一昔前まではあった「公共の電波でこんなことを...」という自制心はどこへいったのか。

しかも、その、なりふり構わない力の入れ方を番宣内で自慢する。

恥じらいのカケラも無い。



しかし、本放送は勿論の事、番宣(再放送やダイジェスト版も含)もほとんど、全て視聴し、さらにYoutubeで各本放送をそれぞれ3回は再確認(再涙)してた俺って、何?



まさむね

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