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2008年8月30日 (土)

五輪に見た漫画的超人

人は、あまりにも凄い現実を見せられると逆に虚構のように感じるものである。

今回のオリンピックで、そういう意味での「虚構」を見せてくれたのが、100M走りでの金メダリストのウサイン.ボルトとソフトボールのアメリカチームのスラッガー、クリストル.ブストスである。



ボルトの世界新記録の瞬間、「史上最速の欽ちゃん走り」と実況でアナウンサーが評していたが、誰が見ても、彼の存在は現実を超えていた。「勝負は時の運、勝った者が一番、速いのだ。」というような詭弁にも似た表現を横目に、「一番速い者が、当然勝つ」という当たり前の事を教えてくれた。



一方、ブストスの片手ホームランは、まるで「ドカベン」に出てくる雲竜のようだった。

決勝戦で彼女が打った打球は、一瞬、外野フライかと思われたが、そのままライトスタンドに飛び込んだ。

その瞬間、上野選手は里中に見えたのは私だけだろうか。



まさむね

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