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2008年9月26日 (金)

小倉智昭、その微妙な苦笑

小倉智昭がメインキャスターを務める朝の情報番組「とくダネ」の木曜日。

音楽、DVD等のエンタ作品マニアとして知られる小倉氏が、勝手にいろんな作品を評価する「週刊エンタマイスター」というコーナーがある。

今週発売の40枚のシングルCDを聴きまくったというので、どんな作品を選んでくるのかと思ったら、EXILEの「The Birthday~Ti Amo~」と絢香×コブクロ の「あなたと」の2作品を選んできた。

くしくも、この2曲、オリコンのデイリーチャートの1位と2位だ。小倉氏の感性が大衆のマーケット行動と、幸福な一致をしたのか、情報番組としての限界を体現してしまったのか、真相は、僕にはわからない。



その後で、紹介されたアルバムは、例えば、60年代のカントリースタイルが色濃くでた渋い作品もあって、さすが小倉氏の慧眼を感じさせた。



そしてメインイベントでは、ポールアンカの登場だ。

ポールアンカと言えば、50年代最大のポップスターである。

世界のスーパースターが日本の情報番組にゲスト出演するなんて事、昔だったら考えられなかった。

昔の話だけど、70年代には、当時の日本のスーパースターだった沢田研二がロンドンのEMIスタジオで待機していて、待ちに待った挙句、ミックジャガーにサインをしてもらったみたいな伝説があったけど、それほど、日本と世界との格の差があったもんだよね。



さて、ポールアンカの登場に伴ってホストの小倉氏もスタジオの中央に歩み出る。

小倉氏は英語に自信がないのか、ポールアンカに直接話しかけられると、微妙な苦笑いを繰り返す。しかし、国際政治学者の諸星先生の助け船でなんとかその場を切り抜ける。

その後、マイクを握って「ダイアナ」を歌うポールアンカ。

サビの部分で突然、小倉氏にマイクを向ける。



Oh,please stay by me,Diana♪



叫ぶ小倉氏。

微妙な苦笑いはそのままだった。



まさむね

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