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2008年12月 4日 (木)

2008年FNS歌謡祭 斬らせていただきました





[caption id="attachment_1842" align="alignleft" width="222" caption="FNS歌謡祭"]FNS歌謡祭[/caption]



恒例のFNS歌謡祭が昨日あった。

4時間を越す長丁場。これだけ長いといいシーンも悪いシーンも、いいアーティストも悪いアーティストもごった煮状態。



勝手に概観を語ってみたい。



ノッケに出てきたのがSMAP。

ツアーの最終日という事で、札幌の会場からの生中継だ。

番組の冒頭にSMAPでつかんでという意図は分かるのだが、演目が無名曲だったのが残念。

「夜空のムコウニ」「世界に一つだけの花」位のサービスがあってもよかったような。

だって、クサっても歌謡祭だからね。

局とアーティストの力関係が露骨にでた瞬間でもあった。

ちなみに、いつもの草彅剛が不在のため、フジの局アナが司会。時々ニュースとか読んでる顔の四角い人。

剛とは四角つながりか。そんな安易な人選でよかったのか。



さて、SMAPのパフォーマンスだが、そこそこ...いや、実は辛かった(笑)...



二番手はWAT。SMAPの後だから、逆に実力を示せばチャンスかと思ったが、こちらも残念、轟沈。



そして、次は大橋のぞみと藤岡藤巻のポニョ。(親父の一人は過労で不在。のぞみちゃん無関心。)

さて、ポニョには、のぞみちゃんが歌えば、それがスタンダードになるという強みがある。

音のはずしも、当て振りの遅れも含めて彼女がやることが正解なのだ。



この後は、順不同。気になったアーティスト羅列させていただきます。



まずは、広瀬香美。

片桐はいりではなく広瀬香美。

周囲にPerfume、Pabo、青山テルマ、絢香を従えてのメドレーの披露。

Perfumeは音声にデジタル処理してないと結構辛い。

Paboの歌はカラオケ並か。

聴かせところは、絢香とテルマの歌合戦だが、押しの強さで絢香に軍配上がる。さすが大阪人。

本人・香美は、残念ながら高音出ず。



芸能人の"お仕事"をバッチリ披露したのが、郷ひろみ。

いつでも、ギャラ分のパフォーマンスは必ずこなす安定感は随一。

おそらく、郷ひろみがいつまでも若く見えるのは、彼が他のアーティストとの比較が成り立たないほどユニークなためか。

逆に言えば、SMAPなんかは、同類として嵐とかNEWSとかと比較されるから、劣化した印象を貫禄でごまかすしかないという辛さはあるよね。



途中、登場してきたのが、自称・エンタマイスターの小倉智昭氏。

たまにカメラが向くゲスト席で一人で、はしゃいで手を叩く。

そんなに首振って"帽子"ずれないか?

マイクを向けられ、嵐のことを「普通のいい子達ですよ」とバッサリ。これって褒めてるの?一応、スターなんだけどさ。

一方、EXILEには気を遣って、尊重。

そのEXILEは2曲披露。艶かしい。可も無く、不可も無く。



今年初といえば、ジェロ。

HIP-HOPのバックダンサー付きのパフォーマンス。

この人、実は、こういう音楽やりたいのかも。

10年後、独り言で「本当は、ダンスミュージック好きだったんだ。演歌はおばあちゃんに無理やり歌わされてたんだ」って告白したりして。

それにしても、この人の持ちネタとしての「おばあちゃん孝行」はいつまで続くのか。

その日本人のおばあちゃんの他にも、おじいちゃん二人、もう一人のおばあちゃんいるだろうに、それらの方々の話はいつも一切無しだからね。



その他、ミスチル、ゆずのトイズ系は無難。

浜崎はSEASONSのアカペラ頑張った。耳大丈夫か。いろんな意味で正念場。客席にTOKIOいたが、カメラ捕らえず。

そして倖田來未。今年を振り返るも、羊水発言には触れず。当たり前か。



それに織田裕二。誰もが山本高広のパフォーマンスが目に浮かんでしまう昨今、周りの人たちが微妙に気を遣っていて、薄暗い苦笑。

一瞬、ゆずの北川とツーショットに。「お互い月9数字取れませんな」とのヒソヒソ話が聞こえてきそうな場面。



そしてV6。簡保さんが踊ってた。それだけ。

TOKIOは地味な扱い。個人的に松岡のドラムとか上手だと思うんだけどさ。

矢島美容室の歌は実は僕は好き。途中マイク飛んだけど、声は聴こえてた。さすがタカさんだ。ただ、この矢島美容室企画って、代理店臭が強すぎない?



番組の間に入る過去の映像。ジュリーや山口百恵、松田聖子、やっぱり時代を創ったアーティストって魅せるよね。

でも一番インパクトがあったのが、尾崎豊。これこそ、一曲入魂というのだろう。

トップを維持しようとするとき、SMAPのように貫禄を出す方向に行くという手段もあるが、尾崎豊のように常にその番組で、一番のパフォーマンスを目指し、闘い続ける姿勢をくずさないアーティストの方がインパクトあるよね。



あっという間の4時間半。最後にまたSMAP。

「この瞬間、きっと夢じゃない」を披露。特にコメントなし。



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まさむね



 



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