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2008年12月26日 (金)

MUSIC STATION SUPERLIVE 2008を斬らせて頂きました

「MUSIC STATION SUPERLIVE 2008」を見た。

会場は幕張メッセ。ベストアーティストとタメを張る。



残念ながら浜崎あゆみが、怪我で急遽不出場。紅白には間に合うか?



トップは、関ジャニ∞。オープニングには相応しい派手な感じ。

このグループ、ベストアーティストでもオープニングだった。オープニング用として、うってつけなんだろう。

関ジャニと言えば、関東での露出が少ないことで、逆に、今年のDVD販売No.1を獲得している。

来年の更なる飛躍は確実だ。



二番手は、Aqua Times こういう感じの「地方の男子高校生向けの青春系」グループって、いろいろ出てきてるけど、長続きしたのは「ゆず」ぐらいかな。

みんなユーザーが高校を卒業して、それぞれが別世界に行くときになんとなく、一緒に捨てられちゃうんだろうな。

このグループはどうだろうか。



三番手はGirl Next Door。

実は、この3人組が、なんでデビューの今年にそれほど取り上げられるのか不明。

エイベックス期待の一番星っていうのはわかるんだけど、90年代の音と過剰に明るいパフォーマンス。どこかバブリー。CMの映像もスキーとかやってるし。

少なくとも、安室奈美恵とか浜崎あゆみのように、時代の空気を読んで、歌姫になる感じはない。

来年は僕的には?だ。



四番手は、Hey!Say!JUMPは、「真夜中のシャドーボーイ 」。

ごちゃごちゃしていて、誰が誰かわからない。若いっていいな。



五番手は、いきものががりの「帰りたくなったよ 」。アイフルホームのCMソングだ。

ボーカルの聖恵は意外に年食ってて24才。実家が兼業農家だとは知らなかった。どうりで作り出す世界が保守的でNHK臭いと思った。



六番手は、V6。

僕は密かにジャニーズ1のパフォーマンスグループだと思っているんだけど、途中、短いソロで、長野君はずす。残念!

FNSの時だったか、岡田君が来年プロデュースに挑戦したいって言った時の、他のメンバーの顔色無くなり笑った。

今年は、「SP」よかったからね。将来を感じさせる作品だった。



七番手はキマグレン。

「泣きたくて、笑いたくて」っていうフレーズ、よく聴く曲だと思ったらタイアップ多いんだ。営業力か。

青春系のバンドかと思ったら、意外に年齢行ってるんだね、2人とも28歳か。



八番目は、藤岡藤巻と大橋のぞみ 。のぞみちゃんの年齢の関係で8時までに、終わるかと心配も、1分前に、歌い終わる。

見事...

藤巻さんのMC笑えた。

あるショーで「藤巻さ~ん」という声援に応えて、手を振ったら、自分の前にレミオロメンがいて、そこの藤巻亮太が目当てだったという話。

ポニョの藤巻さんの振り上げた手、行方知らず。かわいそう。



九番目は、チャットモンチー。女性ばっかり3人のロックバンド。

いかにも地方都市の公立高校の軽音楽部出身という感じ。好感が持てる。でも、音は現代風じゃないな。



十番目は湘南乃風も、地方のジモティー代表と言った感じ。

サングラスかけたガテン系の男達が、みんなでタオルを振るパフォーマンスは根強い共感層を持っている。

不況の現在、若者の気持ちを吸い上げるパワーがあるね。来年の活躍は必至だと思う。

若旦那のインタビュー。結婚したとのこと。ヤンキーっぽいかと思ったら、意外に普通の声。



十一番目はSuperFly。

越智志帆自身、ジャニスジョップリン好きだけあって、60年代~70年代にかけてのアメリカンロックをベースにしてる。

ファッションも音も、パフォーマンスもそうだ。チャットモンチーが徳島なら、こっちは愛媛か。

ところで、四国ってガールズロック流行ってるのか?

ちなみに越智っていう名前の人は十中八九、愛媛出身だ。



十二番目は中川翔子でガラリと雰囲気が変わる。

相変わらず、おしゃべりもユニークだし、かわいいけど、歌手としては、パフォーマンスも曲も弱い。来年はつらいかも。



十三番目のポルノグラフィティだけど、岡野のボーカルの声がユニークすぎて、何をやっても同じに聴こえる。

今年5枚シングル出したってさ、サザン休止のあおり受けたアミューズの株価対策か?



十四番目は倖田來未。

いつも感じるのが彼女の名前、変換が難しいって事。漢字登録するほどでもないけど...

キャバクラのショータイムみたいなダンスミュージック。この酒焼けしたような声、おじさんに人気なわけだ。



十五番目は綾香の「おかえり」。普通。



十六番目はKinki Kidsの「Secret Code」だ。

この人たちはギネス(デビュー以来すべて1位獲得という)がかかってるから、逆にあんまりシングル出せなくなってる。

今年もこれ1枚。音楽性の幅が広いって言えばいいんだけど、本当はどういう音楽やりたいのか?

ルックスもエネルギーも若干劣化。いつまでもKidsでもないだろうに。



十七番目は大塚愛。4曲連続関西系。

大阪の女性シンガーは、aikoも綾香も、この大塚愛も自分本位って感じが逆にいい。

嫌な事しないタイプ、授業とかきっと聞いてないタイプだよね。



十八番の9時またぎはやはりSMAP。2曲歌う。

1曲目は、オリンピックのテーマ曲の「この瞬間、きっと夢じゃない」。中居クンのソロ結構長い。あそこまで外すっていうのも一つの芸だな。無いと寂しいもん。

木村クンは、今日のパフォーマンスは今ひとつだったな。

そういえば、Googleの検索窓に木村拓也って入れると、「木村拓也 身長」「木村拓也 在日」「木村拓也 整形」とかが上位の候補に出てくる。みんな何知りたいの?



十九番目は羞恥心。SMAPでつかんだ視聴率をこれで維持しようという目論見か。

MCは普通。慣れてきた感じか。

1曲目は「泣かないで」2曲目は「羞恥心」。2曲披露だが、1曲目はちょっと辛い。2曲目は耳慣れてる。

来年早々で解散っていうのは正解だと思う。



二十番目は嵐。SMAP、羞恥心ときて嵐か。

今年一番活躍したグループ。FNSでもベストアーティストでもやらなかった「Truth」の披露。

このグループ、大野クンがリーダーでボケ役っていうのが面白い。彼は来年、歌のお兄さんのドラマやるらしいけど、番伝の写真見ても楽しそうじゃないし、似合ってないのが笑える。

前作「魔王」ではクールで、あんまり表情の無い役だったからよかったけど、歌のお兄さんはどうなるか?

今年の嵐は5曲リリース。

「Step and Go」は嵐のバラエティ「GRA」のエンディングテーマ、「One Love」は松潤主演の花男の主題歌、「truth」は大野主演の「魔王」主題歌、カップリングの「風の向こうへ」は櫻井がキャスターをした日テレのオリンピックテーマ曲、そして「Beautiful days」は二宮主演の「流星の絆」のテーマ曲。

相葉頑張れ。



二十一番目はperfumeは「ポリリズム」と「Love the world」の2曲。

下積み長いだけあって、技術はしっかりしている。踊りも完璧。

だが、来年もこの勢い続くか?



二十二番目はKAT-TUN。

クリスマス終わってるのに、「White Chiristmas」。

残念ながら、こういう曲はあんまり似合わない。

2曲目はチョイ悪でそれなりよかった。



二十三番目はORANGE RANGEの「おしゃれ番長」、ポッキーの曲だ。

今年は、ライブ70本やったらしいけど、やっぱり上手くなってるよね。さすがだ。前のKAT-TUNに比べて勝ったな。もしかして、最初から相手にしていない?



二十四番目は青山テルマfeat.SoulJaの「そばにいるよ」

docomoとのタイアップだといっても、着うた800万ダウンロードって凄すぎ。違法も入れたら、2000万近いんじゃないの?

歌詞が、貧しいカップルの遠距離恋愛を歌ってるっていうのが着うた心を刺激したんだろうね。

今年一番、コンテンポラリに若者の心情を汲んだ曲って言えるんじゃないか。



二十五番目は綾香×コブクロの「あなたと」。大阪の飲み仲間のトリオだ。

はじめて聴く。キャッチーな曲じゃないけど、何度か聴くと馴染んでくるのかな?



二十六番目は、TOKIO。長瀬曰く「ライブが一杯出来た年」って、逆に言えば、結構時間が空いていた1年ということか。

リーダー、城島の皺が多いという話題に笑える。

曲は椎名林檎の「雨傘」。こういうロックはTOKIO向きだな。山口のベースも結構上手いな(本当に弾いていればの話だが)。



二十七番目はFlumpool。

「そばにいるね」がdocomoとのタイアップだが、この「花になれ」はauとのタイアップで配信限定曲。

それにしても150万ダウンロードは立派。

インディからはじまって、6年目のブレイク。下積みが長いだけあって、音もしっかりしている。来年さらに期待したい。



二十八番目はaiko。局の配慮か?TOKIOから、1グループはさんでのaiko。

今年は5回しか外食しなかったって、どんな私生活だ。

aikoもユニークなメロディライン持ってるよね。この「KissHug」も彼女らしい曲。歌詞も繊細なんだよね。



二十九番目はNEWS。

今回は、ジャニーズがオールスター出演だったけど、結局、NEWSがその中でもトリ。

マッチも出たかっただろうに。タキツバは?

手越上手すぎだから、山下につなぐと厳しい。ライブは残酷。



三十番目は平井堅の「いつか離れる日が来ても」。

たもりと話すと平井のデカさ目立つ。

前にも書いたけど、あのブレス音は、"味"か?"老い"か?

今後、是非とも、"味"として「芸の域」にまで達してほしい。ゲイの息じゃなくて。



三十一番目はGLAY。久しぶり。

結成20周年で、いまだにあの恰好は凄い。ある意味、尊敬。

今年はアメリカでのコンサートが思い出というが、在米邦人がターゲットユーザーか?



三十二番目はコブクロの「時の足音」。

コブクロの歌詞の持ちネタは、花、ツボミ、長い冬、種、出会い、一瞬の時...

日本人好みの季節感ある歌だよね。



三十三番目は中島美嘉の「ORION」。

「流星の絆」の挿入歌。

ドラマにも、謎の女として出演。クドカンワールドを一人で醸し出していた。

中島は「なかしま」って読むんだよね。

豆知識だけど、関西はにごらないで関東はにごる名字が多いんだよ。「やまさき」と「やまざき」とか。

だから、鹿児島出身の彼女は「なかしま」なんだ。



三十四番目はL'Arc~en~Ciel 。

今年初めてフランスに行って、コンサートをしたそうだ。

フランスにおける日本ブームに乗っただと思うけど、人気あったんだ。

ちなみに、L'Arc~en~Ciel とは「the arch in the sky」だから、虹っていう意味とのこと。



トリはMr.children。ベストアーティストでは浜崎がトリだったけど、怪我で急遽、抜擢ということか。

「HANABI」と「GIFT」を熱唱。

「一番綺麗な色ってなんだろう」って言うけど、結局ボカシてる。金とは言えないか。まぁいいけど。

いつも同じと言えば、そうなんだが、さすが貫禄あるよね。

熱唱が似合うよね。櫻井さん(練馬出身)。



あっという間の4時間でした。



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まさむね

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