病院でのケータイ禁止って本当に科学的なの?
毎週、病院に通っている。
相変わらず、待ち時間が長い。
朝の8時に病院の待合室の席に座っても、既に番号は40番くらいだ。
診療が始まるのが9時。注射だけの日はすぐに終わるのだが、診察がある日は、悲惨だ。
下手すると12時半位まで待たされる。
そして、5分間、診察して、会計すると13時だ。すでに昼過ぎなのである。
★
時間があると、ケータイでネットを見る癖がついている僕にとってはその時間は本当につらい。
言うまでも無い。病院内ではケータイの電源を切らなければならないからだ。
しかし、そのたびに思うことがある。
もしもケータイが医療機器や心臓のペースメーカーを乱す「可能性」があるとすれば、それは電波法でなんとかすべきなのではないか。だいたい、その「可能性」ってなんだ。何パーセントの確率でその「可能性」はやってくるのか。
それはそれらの機械同士が干渉しあってしまう現象は技術や法律で解消させるべきではないのか。
何故、利用者が注意しなければならないのだろうか。
寡聞にして、僕はケータイと医療機器とのトラブルが起きて、人が亡くなったなどという事件を知らないし、聞いたことも無い。自動車事故で死ぬ人が1年で1万人、インフルエンザで死ぬ人もそのくらい、さらに自殺者が3万人のこのご時世に、たった一人の事故すら聞いたことの無いような機械の使用が禁止されているというのはいったい科学的なのだろうか、現実的なのだろうか。
正直言って、電車の中でもそうだが、僕はケータイが医療機器に害を与えるというのはある種の都市伝説だと思っている。さらに言えば、それらの規制をすることによって「食っている」法人様のための規制だとすら想像している。
病院にあった、禁止のポスターにはそういった公益法人として以下の3つが記載されていた。「情報通信ネットワーク産業協会」「電波産業会」「電気通信事業者協会」これらの法人はこういった本当かどうかわからない(少なくとも僕が)規制によって、ポスターを作ったり、監視したりして生き延びているのではないか。
実は僕も、10年くらい前に、当時の労働省関係の法人の仕事をしていた。詳細は言えないが、そこではあるくだらない法律(規制)のおかげで、それに必要なステッカーを高額で製作、販売するだけの会社だった。
だから、こそ上記の3法人をなんとなく疑ってしまうのだ。
ちなみに、そのポスターにはマナーを守って、病院ではケータイを使用しないようにと書かれていた。事故を起こす「可能性」があるから、つまり人を殺してしまうかもしれないから禁止しているのか、それはただのマナー(礼儀)なのか、そのポスターはすでに混乱していたのであった。
さらに言えば、このケータイに対する規制は、どうも「差別」の臭いがしなくも無いが、まぁ、それはあくまで臭いの話。根拠はありません。
以上、病院の待合室でイライラしながらの文面だ。お読み苦しいところご容赦ください。
まさむね
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