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2009年12月11日 (金)

インターフェロンβという静脈注射が認可されたようだ

早いもので、インターフェロン+レベトールの療法から、週一回のネオファーゲン療法に変えてから1年が経とうとしている。

いまだにかゆみが直らないのはしかたがないのか。インターフェロンの副作用とはいえ、1年たってもまだ症状が残っているのにはさすがにつらい。もしかしたら、一生この状態と付き合わなくてはならないのだろうか。



先日、ドクターから、インターフェロンβ+レベトールという療法が認可されたという話をうかがった。このβは、αと違って、静脈注射ということだ。αが皮下注射のため、注射としての痛みがあったのに対してβはそうではないらしい。

ドクターに

「痛くないんですよね」

とうかがうと

何がですか?

と聞き返された。医者にとっては注射の痛みなどマイナーな問題なのだろうが、患者にとっては一大事だ。

「βの注射は痛くなくなるんですよね」

僕は聞き直した。

あーっ、多分、そうでしょう。



TBSのドラマ「JIN-仁」における注射シーンにすら目をそむけてしまう注射嫌いの僕としては嬉しい話ではある。

これで、医学も一歩進歩したのだと思う。



しかし、このβ、副作用が腎臓に来るとの話。タンパクが出る可能性があるのだ。

一方αの副作用が精神的な「欝」に来るのとは全く違うが、もともと腎臓に不安のある人向きではないのだろう。

正直なところ、タンパクが出るというのがどんな意味があるのか知らないのだが...なんとなくよくなさそうだ。

また、僕が悩んでいる「かゆみ」の副作用は同様にβにもあるらしい。



僕としては、β療法を試すのには、微妙に二の足を踏まざるを得ない。勿論、C型肝炎の完治はしたいのだが、もうこれ以上、仕事に穴を空けるわけにはいかない。それに「かゆみ」の副作用がさらに悪化する可能性が大だとしたら、もう勘弁してほしいというのが正直なところなのである。

レベートール療法でC型肝炎と付き合いながら生きていく。それもしかたがない。一つの生き方だ。



いいか悪いかはわからないが、体重も64Kgに復帰した。

インターフェロン療法を始めた時点では、67Kg。

1年続けた時点で54Kgにまで落ちた体重が、64Kgまで戻ったということだ。

見た目はさておくとして、とりあえず健康的な生活は出来ているので、よしとすべきなのだろう。



まさむね

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