青山霊園に行って新たに気づいたことなど
先月行った青山霊園に関して、書こう、書こうと思いながら、時間ばかりが経ってしまった。
やっぱり、ブログは思い立った時に書かないとダメだ。
で、まず、何を書こうとしたかと言うと、青山霊園が、自ら墓マイラーへのPR作戦を大々的にはじめているということである。
なんと、事務所に行くと、詳細な地図と、有名人の墓の案内パンフレットを無料で配ってくれるのだ。以前の地図に比べると数段、豪華になっているではないか。
特にこの地図は、わかりやすい。霊園はとにかく、どこもそうだが、1種、2種、イ、ロみたいに複雑な符番制になっているので、こういった詳細な地図が(しかも無料で)あるととっても嬉しい。
墓マイラーの方は是非、事務所に立ち寄られることをおススメしたい。
ちなみに、一般的に、霊園の中でも青山霊園や春秋苑のように、墓マイラーに好意的なところと、例えば、横浜・日野公園墓地みたいにそうでもないところのポリシーの違いが明確にあるようだが、僕らとしては是非、多くの霊園で、公式ツアーマップのご用意をお願いしたいところだ。
また、今回、青山霊園に行って驚いたことが一つ、なんと、トップレベルの名所だった吉田茂の墓が無くなっているのである。なんでも、横浜市の久保山墓地に移転されたそうであるが、さびしい限りである。当然のことではあるが、有名人の墓を一つのウリにしたい青山霊園としても、墓の移動は個々の家の判断なのでいかんともしがたいのだろう。今後、青山霊園名所化には一つの課題かもしれない。
また、今回の墓参りで一つ発見をした。それは橋本龍太郎の墓を見つけたことだ。もしも、橋本龍太郎が存命だったら現在の政局をどのように評されただろうか、興味深いところである。橋本龍太郎は生前、剣道の達人としても知られていた。確か、海外の要人が来られた時にも、その腕前を披露していたような。
これは僕の想像であるが、橋本龍太郎の墓が、大日本武徳会を結成し、近代剣道の確立に尽力した渡邊昇と同じ並びに構えられているというのも、そのあたりを意識してのことだろうか。
さて、最後に家紋関連のこと。
僕は今まで、第4代、6代内閣総理大臣の松方正義の家紋は抱き菊の葉だと思っていたのだが、よく見ると、抱き葉の中に、抱き茗荷が隠れていたのだ。以前、見たときに、見逃していたのだ。まったくもって恥ずかしいことである。(画像クリックで拡大)
まさむね
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